コラム

○隣地の買い増しのご相談について○

皆さまこんにちは。今回のテーマは【隣地の土地を買い増しする】についてです。

先日ご相談をいただいたお客様のお話しを例にお話しさせていただきます。

この度、新しく土地を購入されたお客様より、隣地の通路部分について使用されていないようであれば、譲ってもらえないか?

といった内容でした。さっそく接している土地の状況を調べてみると、

■現状土地の所有者様は一人で所有されている

■所有様は隣接地に建物があって居住されている

■本件の土地(通路部分)には建物が無い状態

以上の状態が把握できました。

お調べした内容を買い増しされたいお客様へご報告させていただき、土地をお譲りいただけるかアプローチさせて

いただくことになりましたので、ご所有者様宅へ直接訪問させていただき、こちらの事情をご説明したのち、

所有者様のご意思を確認したところ、通路部分に関しては自身が使用していない、且つ高齢の為、先々を考えて

ご売却しても良いとのご判断でした。

ご本人の確認はできたのですが、本件通路部分には別に2つの土地が隣接しており、今回の通路部分をご売却されてしまうと、

接道箇所が無くなってしまい【土地の資産価値が下がってしまう】ことが判明いたしました。

さらに隣接している2つの土地についてお調べしてみると

■それぞれの土地は別々の方がお一人ずつで所有されている

■それぞれの所有者様は、一人は県内だが同市内ではない。もう一人は他県にいる

■それぞれの土地は相続されて保有されている状態

■それぞれの土地には建物が無い状態

以上が把握できました。

再度、買い増しされたいお客様へ詳細内容をご報告させていただき、2つの隣接地の方ともお話しをさせて

いただくことになりました。

最初にご依頼を受けてから、約ひと月位経過した段階でこのような結果までたどり着きましたが、それぞれお話し合いを

させていただくのにもう少しお時間を要しそうな状態です。

なお、お話しした結果、通路部分の買い増しができるかもしれませんが、場合によってはお話し合いがまとまらないことも

あるかもしれません。重要なのは、隣接している土地の所有者様にもそれぞれ抱えていらっしゃる課題がありますので、

ひとつひとつ丁寧に状況を把握し、それぞれに適したご提案を差し上げることです。

希望の土地を買い増ししたい、あそこにある空地(空家)は購入を検討できないだろうか?など、気になる場所が

あれば色々調べてみて把握することで、前向きなお話しになることもございます。

まずは話しだけでも聞いてみたい。こんなこと聞いても大丈夫かな。など、どんな些細なことでも構いません。

気になる場所などございましたら、当社までお気軽にご相談ください。

お問合せお待ち致しております。

 

 

ご相談・お問い合わせについて

ページの一番上へ

×