コラム

☆住宅ローンの金利 気にしていますか?☆

皆様こんにちは。今回のテーマは『住宅ローンの金利』についてです。

今の時代、各銀行の金利情報は簡単に入手できます。しかし、それはあくまでも【店頭金利】です。

把握しなければならないのは、【実行金利】なのですが、ご存じでしょうか?すでにご存じ、あるいは住宅ローンの審査は済んでいる

という方であれば、ご自身が店頭金利から【金利の値引きを何%】獲得できたか把握していらっしゃることと思います。

あるお客様からこんな質問をされたことがございます。

お客様)

実は今回、住宅ローンを利用して住宅購入を検討しています。会社の同僚に聞いたところ【金利●%で借りられることができた】

聞いたのですが、同僚とは入社時期も同じで同じ部署に配属されていますので、収入も同じくらいでして、同様の金利が獲得できる

のではないかと思うんです。とのお話しでした。

河田)

なるほど、そのようなお話しをお聞きになられて今回住宅購入を検討されたわけですね。かしこまりました。

結論から申し上げると、【金利の獲得は同じとは限りません】しかも【条件は異なります】

確かにお勤め先・勤続年数・収入は同額くらいといった視点でいえば、同様の金利で借りられることは想定できますが、

必ずそうなるとは言えません。【住宅ローンの事前審査】をおこなうと、金利の値引きや条件等はそれぞれ異なる結果が出ることも

ございますので、要注意です。

お客様)

そうなんですね。それは知らなかったです。でしたら、さっそく事前審査を取り組んで結果を出せばよいのでしょうか?

河田)

いいえ。事前審査を出すにしても、しっかりとした準備を整えてからおこなうことが重要です。ご自身だけの収入でお借り入れをする

にしても、奥様の収入(正社員・パート問わず)があるかないか、両家のご両親様のお住まいが持ち家なのか、その他に保有不動産が

あるかないか等、プラスの要素をそろえて審査に出した方が、印象が良くなり、結果に影響してまいります。

ご存じないかもしれませんが、審査をしていただく相手方は、〇〇様本人を直接確認するわけではなく、【審査に必要な情報】

見て判断することになります。であるからこそ、プラスのポイントは多くアナウンスした方が良いわけです。

ちなみに、審査結果によって得られた金利の値引きがどう影響するかですが、現在、店頭の変動金利は『2.475%』です。

仮に、金利の値引きを『▲2.025%』獲得し、実行金利が0.45%だったとします。

4,000万円のお借入れを35年で均等払いとした場合、月々のお支払いは『102,952円/月』です。

ところが、金利の値引きの条件が『▲1.975%』で実行金利が0.5%だったとすると、

同じお借入れ金額と年数であれば、月々のお支払いは『103,834円/月』となり、差額は毎月882円となります。

それが年額になると10,584円、35年間にすると約37万円の差が生じます。

すでにスタートの時点で、総支払い額に差が出ることになり、返済の仕方によっては大きな差に変わっていきます。

お客様)

そんなに結果が変わるのであれば、きちんと準備した方がよさそうですね。

妻とも話し合いをしてみて、準備できることから始めたいと思います。

河田)

ぜひそうしていただけると良いかと思います。私がお手伝い出来る事でしたら何なりとお申し付け下さい。

どこの銀行へ審査を出すのが良いか、何を準備するべきか等、最適な方法をご一緒に取り組んでまいります。

お任せください。

 

住宅ローンの取り組み方は個別性がございます。ご家族それぞれ毎月々の家計の収支もお支払いできる状況も違いますので、

お住まい購入検討される時を良い機会と思っていただき、家計の見直しを取り組まれてみてはいかがでしょうか。

どんな些細なことでも構いません。ちょっと相談してみたいな。と思われましたら、お気軽にお問い合わせください。

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